今回のお題は「自転車の収納」。近隣のスーパーに買い物に行ったり、駅までの移動手段だけだったのは昔。今や自転車は単なる移動手段ではなく趣味として愛好するものになっています。愛用品は外に置かず、ガレージや住居内に収納するというのが主流のようです。ここでは、ガレージがないマンションでも可能な、住居内に収納をする方法やその場所の使い方や楽しみ方などのアイデアをご紹介します。
家全体をしっかり隠す収納にしているI様は、生活感が出ないよう自転車収納も飾りながら収納しています。リノベーションの際に玄関土間を広くして自転車を床置きで収納し、スポットライトを当てることで、オブジェのような雰囲気を演出しています。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
I邸@検見川浜
玄関に設けた間仕切り壁にサイクルロッカーを取り付けて自転車を収納。自転車自体が軽量なので、簡単に収納ができるそう。見た目がスマートな上、2台収納しても半畳ほどのスペースで足りるので、省スペースな収納方法です。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
U邸@分倍河原
自転車を収納しながらトレーニングルームも兼ねた玄関土間スペース。玄関から、メインの動線ではない脇に入った場所にあり、トレーニング用品を常時置いておくことができます。1畳程度のスペースの確保で、アウトドアな趣味を自宅で楽しめるようになる、玄関の使い方に可能性を感じる事例です。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
H邸@清澄白河
思い切ってリビングにディスプレイするように自転車を収納した事例。夫婦で所有している4台のうち、2台をリビングに設置したポール式のラックに収納しています。自転車を収納している場所は両脇の壁からくぼませ、ポールは取り外しが可能。使わなくなった場合は、ワークスペースにしたり、本棚を設置するなど、ライフスタイルの変化にも対応できるようにつくられています。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
A邸@茗荷谷
東京都心のヴィンテージマンションに住むO様は、日々のお買い物やお出かけの際にコンパクトなシティサイクルを活用。自転車を置いている玄関には段差を設けず、ワークスペース、キッチンまで地続きにすることで、視覚的に広く感じられるようにしています。玄関を広く取ることができない場合でも、コンパクトサイズの自転車をインテリアとして取り込むことで、開放感もスタイリッシュな演出も叶えるアイデアです。
お風呂に入りながら、お気に入りの自転車を眺めることができたら、それはまさに至福のひと時。そんな憧れを実現した事例をご紹介。共用廊下側に土間をつくって自転車置き場を確保するだけでなく、隣に配置したお風呂に大きな窓を設けることで、自転車を眺めることができるようになっています。共用廊下側からのプライバシーを確保しながらお風呂に自然光を取り入れることもでき、一石二鳥のアイデアです。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
S邸@祐天寺