第二回のお題は「キッチン」。暮らしとは切り離せない場所だからこそ、毎日楽しく使いたいですよね。機能性や使い勝手の良さプラスαで、自分の趣味や嗜好に合った遊びゴコロを取り入れたお気に入りの場所にできたら、キッチンに立つ時間が楽しくなりそうです。そんな「好きを形にしたキッチン」のアイデアをご紹介します。
お酒が好きな方の中には”自宅にビールサーバーがあったらいいな“という夢を抱いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな夢を現実にしたのがこちらのリノベーション事例。ご主人は現役のバーテンダーで、お酒のプロ。自宅に帰ってきてからは、自分や家族、ときに友人のために一杯をグラスに注ぐ。そんな至福のひとときが楽しめるキッチンを叶えました。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
S様邸@川口
もう一件、ご自宅にビールサーバーを備えつけた事例のご紹介です。元々飲み歩きが大好きなご夫婦が、スペインバルをイメージしてつくったキッチンです。奥にはパントリーがあり、食材のストックもばっちり。追加の料理もパパッと作りやすいですよ。このお家には、小上がりスペースとちゃぶ台もあり、居酒屋的な雰囲気を楽しんでらっしゃいます。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
T様邸@要町
キッチンの目の前には、ライトアップされたうつわがずらり。うつわが大好きな奥様と料理人のご主人がつくった、料理を作りながらお気に入りのうつわを鑑賞することができる至福のキッチンです。オールステンレスのカウンターキッチンは、レストランのライブキッチンのよう。あえてキッチンとうつわのギャラリーを通らないとリビングに行けない動線にした、まさにキッチンが主役の家です。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
I様邸@東上野
珈琲好きが高じて、ご自宅で珈琲の焙煎を始めたというご夫婦。コンロで焙煎した珈琲豆をバルコニーで冷ますのは、ご夫婦の共同作業。リノベーションで手に入れた4mほどの天井高があるキッチン空間は、郊外にある一軒家の喫茶店のような開放感があります。生活感が出てしまいがちなオーブンレンジや冷蔵庫などをパントリーに置いていることもお店のような雰囲気づくりのポイントです。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
I様邸@方南町
奥様が大好きな映画「恋するベーカリー」に登場してくるキッチンの世界観を再現した事例です。劇中に登場しているキッチンのようなアイボリーカラー、大理石(S様邸では人工大理石を採用)のカウンターテーブル、木製のオープンラック、真鍮の把手など、世界観の表現と使い勝手を両立させたキッチンをつくりました。目立ちがちなゴミ箱は扉の中に。ふたつ並んだ小窓はマンション特有の無機質なサッシをカバーするように室内側に内窓を取り付けています。
「totonoi」グループサイト「EcoDeco」より
S様邸@清澄白河